【リトハク×沖縄CLIPコラボ】絶景もグルメも! 2泊3日で巡るおいしくてオシャレな久米島のカフェ5選

忙しさを忘れてのんびりと過ごしたい! 日頃溜まったストレスをリフレッシュしたい! という方に訪れてほしい場所があります。それは那覇空港から飛行機に乗ってわずか30分で行くことのできる離島 久米島(くめじま)。 美しい自然と素朴な風景が残る久米島は、そこにいるだけで安らぎを与えてくれるようです。
 
 
日帰りも可能ですが、せっかくなのでのんびり過ごしましょう。実は最近、久米島には女子旅におすすめの新しいカフェが増えているんですよ。今回はそんな久米島のカフェを巡る2泊3日の旅をご提案します!
 
 
久米島空港に到着したら、まずは腹ごしらえ♪
 
 
1店目に紹介するのは、2016年4月にオープンした「SMÅKAKA(スモーカーカ)」。スウェーデンから移住をしたAnna Edberg(アンナ エドベリ)さんが営むカフェです。
 
 
メニューは日替わりになっており、サーモンのオーブン焼きや黒ビールで煮た牛肉のステーキ、スウェーデンミートボールなど、Annaさんが心を込めて作った北欧の家庭料理が味わえます。この日のメニューは肉厚でジューシーなローストビーフ。ブランデーと赤ワイン、クリーム、バルサミコ、グレービーソースを煮詰めたソースを絡めながらいただくと、リッチな気分に。地元の人たちからも大変注目されているお店です。
 
 
午後はコーヒーブレイク。イーフビーチホテル近くの「SPIRAL MARKET(スパイラルマーケット)」がおすすめです。ジャマイカ料理や南国カクテルが人気のレゲエバーですが、オーガニックの生豆を島内で焙煎した久米島珈琲もいただけるんです。
 
 
阿嘉(あか)集落から湧き出る名水を使って丁寧に淹れられたコーヒーはとてもまろやかな味。普段ミルクやお砂糖を入れて飲む人も、ここではまず何も加えず、ブラックで久米島珈琲本来の味を楽しんでみてくださいね。きっとその豊かな味わいに驚くと思います。
 
 
カフェは24時まで(バータイムは翌3:00まで)営業しているので、夜にコーヒーが飲みたくなった時はぜひ。店内で販売されている久米島珈琲の豆は、お土産としてもおすすめです。
 
 
ところで、久米島は“車エビの生産量が日本一”ということをご存知でしょうか? 車エビは高級食材としてお中元やお歳暮などの贈り物で人気です。というわけで、特別な日などを除けば、自分が味わう為だけに購入することはあまりなかったのではないでしょうか? そんな車エビをリーズナブルにいただけるのが、「YUNAMI FACTORY(ユナミファクトリー)」。
 
 
車エビのフライを3尾と、玉子を使わない自家製タルタルソースを挟んだ「車エビフライバーガー」はなんとワンコイン(500円)。イートインも可能ですが、テイクアウトしてイーフビーチやシンリ浜で頬張れば一気にリゾート気分に。海風や波の音を感じながら、贅沢でありながらリーズナブルな車エビフライバーガーを堪能しましょう。2日目のランチはここで決まりですね。
 
 
まだまだ続く、おいしくてオシャレな久米島のカフェ巡り。この続きは、沖縄離島専門の観光情報サイト【リトハク】のWebサイトでご紹介しています。
こちらからご覧ください。 ⇒ http://ritohaku.okinawastory.jp/kumejima/7356/
 
■SMÅKAKA(スモーカーカ)
住所:沖縄県久米島町字嘉手苅43-1
電話:080-6487-0940
営業:月~水 10:30~16:00、木 18:00~21:00、毎月最終日曜 10:30~15:00
定休日:金曜・土曜
 
■SPIRAL MARKET(スパイラルマーケット)
住所:沖縄県久米島町字比嘉160-45
電話:098-985-7548
営業:15:00~翌24:00(カフェ)、20:00~翌3:00(バー)
 
■YUNAMI FACTORY(ユナミファクトリー)
住所;沖縄県島尻郡久米島町字兼城1146-1
電話:098-996-5087
営業:11:00~17:00
定休日:水曜
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko 
 
 
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石垣島、白保の獅子保存会に密着

八重山の旧盆といえば、八重山だけの独特の行事、アンガマが有名です。アンガマももちろん見学にいきますが、もうひとつ毎年必ず足を運んでいる行事があります。それは、白保(しらほ)集落で行われる獅子舞。
 
新石垣空港からすぐの白保集落は、穏やかな海岸に面し、赤瓦屋根と石垣の塀の伝統的な家屋が多く残る、静かで趣のある集落。旧盆の夜、その集落内の家々を獅子舞がめぐって祖先供養をします。旧盆中毎日獅子舞を行うのは、八重山では白保だけ。地域の人たちだけでなく、市街地からも、毎年多くの人が見学に訪れます。
 
 
初めて白保の獅子舞を見たとき、その躍動、大人も子どももその場の誰もが夢中になっている姿、舞わせている男性たちの情熱、そして夜の集落に厳かに響く三線や笛の音、それらすべてに心奪われました。獅子を舞わすのは、見習いの中学生から、熟練の大人まで、“シシブサー”約50人が活動する白保獅子保存会です。いつかじっくり取材させてもらいたいと思って数年。今年の旧盆に叶いました。
 
四つ足で歩く毛むくじゃらの体、息をして動くお腹、呼ばれたら反応し、威嚇もし、まるで感情を持っているかのような様子。ふだんは石垣の山の中で暮らしていて、人里に姿を現してきたかのよう。
 
 
旧盆迎えの日の夕方、1軒の屋敷に続々と人が集まってきます。そこは、“メーレ”と呼ばれる白保の獅子の家元である宮良家。毎年この日にメーレでの儀式で獅子舞がはじまり、また旧盆明けの深夜にメーレで行われる儀式で4日間がしめくくられます。初日の儀式を終えると、獅子舞は招待された家々をめぐりはじめます。今年まわった家は30軒ほど。
 
 
白保の子どもたちは獅子舞が大好き。遅い日は24時すぎまで行われている獅子舞ですが、子どもたちも遅くまで追いかけてまわっています。子どもたちは決まって、獅子の顔の前に指を出して「れーるれ、れーるれ」と獅子を誘います。ちょっかいを出しすぎると、かまれて容赦なく引きずられるのをわかっていて、それを繰り返すヤマングー(いたずらっ子)な男の子たち。それを見て大笑いの大人たち。
 
 
白保の獅子舞には、獅子が赤ちゃんを口からすっぽりのみこんで、そのままお腹から取り出される習わしがあります。子どもの無病息災を願うもので、のまれた赤ちゃんは健康に育つと信じられています。大きな口にのみ込まれて、ぽかーんとしている赤ちゃんもいれば、泣き叫ぶ赤ちゃんもいますが、親たちは笑顔で満足げ。
 
 
会長は五代目となる赤嶺幸一さん。中学3年生の息子の幸太くんは現在見習い中。去年からは親子獅子も披露しています。
 
会の最年長であり、獅子使いを約35年務める宮良裕久さんは、これまでにのませた赤ちゃんは300人にものぼるのだそう。やすぼー兄と呼ばれ慕われる宮良さんは、「しょうごとか、なーかーなんかも僕がのませたんだよ」といいます。なんと、現在会で活躍する青年を、赤ちゃんの時に獅子にのませていて、いまは保存会としてともに活動しているのでした。長間翔悟さんも子どもの頃から獅子を追いかけ、必ずシシブサーになりたいと思い続けてきた少年のひとり。中学生になって会に入り、15年近く保存会として活動しています。
 
中学生から大人までの幅広い年代の人たちがのめり込み、そこまで彼らを獅子舞に駆り立てるものとは。

 
最終日のメーレでの儀式は、広い庭にびっしりの人と、塀のそとからのぞく人たちでいっぱい。もう22時になろうとしているところだけれど、獅子舞のしめくくりを見ようとたくさんの人が集まります。大勢の人たちが見つめるなか、三線の音が響き、獅子が草むらから現れます。
 
 
厳かなだけでなく、子どもも大人も獅子を囃しに飛び出してきたり、とても賑やかにしめくくられました。すべて無事終わり、とても晴れやかな表情の保存会のみなさん。「今年も夏が終わったなぁって感じ」と清々しくもしみじみとする方も。
 
 
儀式の最中、獅子を見つめる宮良さんの目には光るものが。この時、赤ちゃんの頃に宮良さんがのませたふたり、長間さんと宮良央(なか)さんが、シシブサーとして儀式の重要な役割を果たしていたのでした。「白保にとってとても大切なもの」である獅子。それを誇りを持って保存、継承していくみなさん。
 
このあと打ち上げの席で、あいさつを指名された宮良央さんが、4日間を振り返って涙を流しながらあいさつをしました。今年初めて任された、儀式での名誉ある役目。そしてそんな彼を優しい目で見守る先輩方。仲が良くて大家族のようなみなさん。そんな彼らをうらやましくも感じて、あたたかい気持ちになって、満月の夜がふけていきました。
 
 
今回の密着取材は、販売中の八重山のローカル誌『月刊やいま』10月号で12ページに渡り特集しました。ぜひご覧ください!
 
2017年の旧盆は、9月3日から6日。白保の獅子舞は、9月3日から7日まで4日間行われます。民家の庭で行われる獅子舞ですが、庭先におじゃましたり、外からも見学できるので、旧盆中に石垣島を訪れるときにはぜひのぞいてみてくださいね!
 
 
 
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【リトハク×沖縄CLIPコラボ】宮古島と伊良部島、島人が愛するローカルグルメ食べ歩き!

東洋一とも言われるきらめく青い海、広がる青空とサトウキビ畑。宮古島と伊良部(いらぶ)島との間には、2015年に伊良部大橋が開通し、以前よりも気軽に行き来ができるようになりました。宮古空港から伊良部島までは車で約15分~20分と便利なアクセス。今回は、そんな伊良部島と宮古島で島の人たちに愛されているローカルグルメを紹介します。
 
宮古島に到着したら、島の中心街である平良(ひらら)の市場通りの食堂、じんく屋へ!
 
 
宮古そばやたくさんの定食メニューがあるじんく屋で、島の人たちから特に人気を集めるメニューは、「カツめし」(650円)だそう。
 
 
運ばれてきたものは、その名の通り、ご飯の上にどどんとトンカツがのっている、とてもボリューミーなひと皿。下のご飯はチャーハン、そしてソースカツ、さらには宮古そばも付いています。初めていただく組み合わせですが、香ばしいチャーハンと揚げたてさくさくのトンカツがマッチしておいしい! 好きなものをいっぺんに食べられて得したような気分です。男性に人気かと思いきや、注文する女性も多いとのこと。
 
実は、じんく屋さんは製麺所から始まった食堂で、現在も久松製麺所を家族で営んでいます。もちろん、こちらのおそばのメニューは自家製麺を使用。もちもちの平麺に、カツオと豚骨ベースのスープが絡んでほっこり優しいお味。
 
さっそくお腹を満たしたところで、伊良部大橋を渡って伊良部島へ!
 
 
全長約3.5キロメートル。その間ずっと、左右に広がるきれいな海を眺めながらなんとも爽快なドライブです。伊良部島に入ったら、中心街にあるHamburger&Bar insula(インスラ)へ。
 
 
insulaは6種類のハンバーガーが食べられるお店。なかでも自慢の一品は、「バイカンチキンバーガー」(ポテト・ピクルスつき850円)。「バイカン」とは、伊良部島で水揚げが多く特産でもあるカツオを燻製させ、なまり節を作る製法「焙乾」のこと。その伝統製法で燻したチキンを、テリヤキソースで味付けしハンバーガーにしています。
 
 
一口ほお張ると、燻製のスモーキーな風味がありながらもジューシーで、これまでには食べたことのないハンバーガーの味わい! 直火で燻すことによってチキンの旨みが凝縮するのだとか。ほかには、地元で獲れた新鮮なシイラを使った「マンビキバーガー(マンビキとは伊良部島の方言でシイラのこと)」や「テリタマバーガー」などもオススメで、ハンバーガーは全てテイクアウトもできますよ。
 
カツオの水揚げがされる漁師町、伊良部島の佐良浜(さらはま)
 
 
お次は、すぐご近所の「なかゆくい商店」へ。島の子どもたちからおじぃおばぁも通うこのお店は、天ぷらとかき氷のお店。沖縄の天ぷらは本土のものとは少し違い、フリッターのような感じでおやつの定番です。なかゆくい商店では、伊良部島で獲れたカツオを使った天ぷらや、地元の野菜のかき揚げ、そして紅芋のサーターアンダギー「紅芋ぱんびん」などがいただけます。
 
紅芋のサーターアンダギー「紅芋ぱんびん」
 
カツオ、野菜、鶏肉の天ぷら
 
 
営むのは手登根(てどこん)さん親子。地域の行事などでお母さんの千鶴さんが作る天ぷらがおいしいと評判だったことがお店をオープンするきっかけだったそうです。揚げたてあつあつ。止まらなくなってしまう美味しさです。ドライブのお供にももってこいですよ。
 
 
まだまだ続く、宮古人が愛するローカルグルメ食べ歩き!! この続きは、沖縄離島専門の観光情報サイト【リトハク】のWebサイトでご紹介しています。
こちらからご覧ください。 ⇒ http://ritohaku.okinawastory.jp/miyako/7359/

 

じんく屋
住所/沖縄県宮古島市平良下里84
電話/0980-73-4017
時間/11:00~16:00
定休日/火曜
 
Hamburger&Bar insula
住所/沖縄県宮古島市伊良部国仲22
電話/090-7381-4001
時間/12:00~16:00 19:00~24:00(夜は予約制)
定休日/不定休
 
なかゆくい商店
住所/沖縄県宮古島市伊良部国仲57-3
電話/090-9657-0395 
時間/9時~17時
定休日/不定休
 
 
沖縄CLIPフォトライター 笹本真純 
 
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ソリッドな素材から温もりのある世界を生み出す『LITTAI METAL WORKS』【前編】

 
沖縄に移住してから初めてわかったことの一つは、内地だとプロに頼むようなお仕事を、自分でチャチャッとやってしまう人が普通にいることだった。農家でもないのに畑を田んぼにつくり変え、稲作をやってしまう人がいたり、ハイレベルなDIYをする人が沖縄にゴロゴロいるのが驚きだった。
 
 
そして沖縄は、個人や小規模な組織で活動しているつくり手の層が厚い。やちむんやガラス、木工は言うに及ばず、いろんな分野で活躍している達人たちがたくさんいる。たとえば、自動車や農耕機に使われているサスペンション用の金属で昔ながらの包丁をつくる人がいたり、手作りの小屋で汲みあげた海水から塩を作る人がいたり、発電機能を持つ小型焼却炉を発明する人がいたり。
 
 
「月並みですが、絵をかくことが好きでした」と目を細めて語る仲地研二(なかち・けんじ)さんもそのひとり。金属という男性的なマテリアルを使って、機能美という言葉がしっくりくるキッチンをオーダーメイドで仕上げるその腕前は、沖縄でクリエイティブな仕事をしている人たちの間でも評価が高い。
 
 
日々の仕事の中心を占めるのは店舗やオフィス、個人住宅での金属を使ったバイオーダーの造作だ。シンプルで飽きがこず、メンテが簡単な使い勝手のよい空間作りが評判だ。
 
たとえば、やんばるで建築が進んでいる個人住宅。弟の仲地正樹(まさき)さんのLITTAIspace worksがデザインしたこの住宅にはもうすぐ県外から引っ越してくる家族が住むことになる。
 
 
 
こちらは本部町にある「true blue」。森の中にあるペットサロンとペットホテルで、愛情溢れるもてなしと確かな腕前のトリミングで知る人ぞ知る存在になっている。こちらの店舗兼住居を設計したのも弟の正樹さん。兄弟で手がけたキッチンとリビングの仕上がりはこんな感じ。入れもの(建物や内装)自体の存在感は控えめに抑え、そこに暮らし生活する使い手の人となりが、彩りとか体温になって、触れることのできる個性として現れてくるような、そういう仕事ぶりが仲地さんの流儀なのだろう。
 
 
さて、子供の頃から絵を描くことが大好きだったという研二さんは高校を卒業すると、東京のTSAという知る人ぞ知るユニークな学校で現代美術を学んだ。その後、いくつかの仕事を経験する中で、作品づくりとの両立の難しさを感じ、「自分の製作所を持ちたい」と気持ちが強くなり、独立することを選んだという。
 
 
「独立してからの10年をあらためて振り返ってみると、少しずつ望んだ形に近づいている」と語る研二さん。「独立当初は、“仕事”に追われる毎日で、なかなか思うように“作品”をつくることができなかった。しかし、ここ数年積極的な制作活動に取り組んでいる」という。
 
 
工房にも、その隣にある事務所にも、試作品や作品がスクラップブックのなかのコレクションのように“展示”されている。金属の中でも鉄が好きだという仲地さん。経年劣化の影響を受けやすい鉄は、時間とともに表情を変えていく。そこが魅力的なのだそうだ。無機質に見える素材のナチュラルな側面。そのアンバランスさがたまらないのだろう。

 
たとえば、事務所にあるのはこんなオブジェ。いまにも壊れて崩れ落ちそうな脆さが印象的。ドローイングを重ねて、作り方を検討し、様々な問題を試作で解消する。そのように制作に取り組んでいるのだそうだ。
 
 
こちらは工房の壁を這うように上昇したり、下降したりしている飛行機のオブジェ。研二さんのオブジェを眺めていると飛行機が生き物のように感じられてくる。ゆらりと蛇行した感じは木肌を這うように成長するつる性の植物のようにも、節足動物のようにも見える。
 
 
10年くらい前に店舗の内装用につくったランプシェードの試作品。極めてシンプルながら、直径と高さのバランスと上から下への角度がパーフェクト。「工業製品と作品の行き来を楽しみたいんです」。そう語る研二さんの発想は扱っている素材とは対照的に柔らかい。
 
◎後編では実際に購入することができる商品を紹介していきますのでお楽しみに!
 
 
 
 
 
LITTAI METAL WORKS
住所/沖縄県宜野湾市赤道1-5-26
電話/098-893-8218
営業時間/9:00~18:00
定休日/日曜
 
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
《沖縄の作り手》
 
  
 
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島のおいしさそのままに、食材をシンプルに1品1品丁寧に焼き上げる「島炉ばた冨士」

恩納村(おんなそん)のリゾートホテルが立ち並ぶメイン通り国道58号。その端っこに2016年2月にオープンしたのが、沖縄のリゾート地にある居酒屋としては小さく、赤い提灯を謙虚に揺らす「島炉ばた冨士」。カウンター席が12席、客との間に七輪が6個あるだけ。そんな距離感のお店だからこそ、島の食材を調理の1番おいしいタイミングで提供することができ、また会話も弾む。それって食事とお酒が一層おいしく感じることができる大事なところ。また京都出身の店主 小西慶さんの元気な挨拶、さわやかな笑顔、行き届いたサービスもこの店の魅力の1つだ。 
 
 
まずは突き出しで初めましてのご挨拶。お店1番のこだわりの品でお迎えしたいという思いで焼かれる「自家製三枚肉のスーチカー」。スーチカーとは、「スー」は「塩」、「チカー」は「漬ける」という意味を持つ、冷蔵庫の無い時代に保存食として広まった沖縄の伝統料理のこと。片面のみを炙り、ジューシーで柔らかく絶妙な塩加減でお酒との相性もぴったり。
 
 
肉料理のおすすめは「県産あぐーの肩ロース」。塩と胡椒があぐー(豚肉)の甘味を引き立ててくれる。
 
 
「あぐーミンチ100%のつくね」はとても歯ごたえが良く、あぐーの旨みと大葉のさっぱりとした風味が絶妙。 
 
 
「あぐーのタン」は根元から先まで味わえる1品。先はコリっとした触感、根元は濃厚な旨みがあり、柔らかい。ぜひ根元と先の食感の違いを食べ比べて欲しい。
 
 
沖縄を代表する島野菜のナーベラー(へちま)、ゴーヤー、紅芋なども野菜の切り方、焼き方にこだわりを持って丁寧に調理される。用意された沖縄の塩、油味噌、醤油を使ったおすすめの食べ方も教えてくれる。
 
 
 
 
鍋物では「県産豚のバラ先ナンコツ鉄なべ塩煮込み」。とろとろになるまで煮込むこと2日間、塩ベースのスープと軟骨の甘味がとても旨い。残ったスープで雑炊も堪能できる。
 
 
ふわふわで柔らかなな食感とアーサー(あおさ)の香り豊かな「自家製アーサー竹輪」。焦げ目が増す程、旨みが増す。
 
 
海鮮ものではその日仕入れたおすすめの白身魚の「アーサー味噌焼き」がおすすめ。皮はカリッと、中は火が通り過ぎないように丁寧に焼かれ、味噌をバーナーで炙った1品。ふわふわの白身魚と焦げた味噌の香ばしさが旨い。
 
 
最後にプレゼントされる「本日はご来店ありがとうございます」の1品は「みたらし餅」。黒糖を使った自家製みたらしのたれに、黄な粉を添えることで味の角が落ち、まろやかになる。
 
 
島の食材、きれいな海、人の温かさに惚れ、移住した店主の小西さんが営む島炉ばた冨士。この店は、島の食材をそのまま味わえるシンプルな調理が自慢。だから、ゴーヤーチャンプルー、フーチャンプルーなどの沖縄の定番居酒屋料理もおすすめだが、ここでは島の食材そのものを味わってほしい。小西さんは「おいしい」は味だけでなく、店内の雰囲気やお客様へのサービスなどからも生まれると考えているので、お店のすべてでお客様を「とことん楽しませることが1番」と満面の笑みで語ってくれた。そんな店主の思いが詰まったお店だからこそ、国内外問わず、沖縄滞在中に何度も足を運ぶ観光客のリピーターも多く、また地元住民かも愛される。そして、この小さな空間でで、誰もがすぐに打ち解ける。
 
一味違った沖縄でのお酒の場に、このお店をセレクトしてみてはいかがだろう?
 
 
島炉ばた 冨士
住所/沖縄県国頭郡恩納村字冨着129-5
電話番号/098-964-1222
営業時間/18:00~24:00(LO23:00)
定休日/水曜日
 
沖縄CLIPフォトライター 村上佑 
 
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【リトハク×沖縄CLIPコラボ】なかなか上陸できないパナリ島を地元ガイドと散策&八重山諸島屈指の透明度を誇る海をシュノーケル

 
八重山(やえやま)諸島の中でも透明度の高い海といえば、「新城島(あらぐすくじま)」の海をおすすめします。新城島は、八重山諸島の竹富町にある上地島(かみじじま)と下地島(しもじじま)の2島のことで、通称パナリ島とも呼ばれます。パナリとは方言で「離れ」を意味し、2つの島が離れていることからパナリ島と呼ばれているのですが、大潮の干潮時には歩いて渡れるとも言われるくらい近い島です。
 
ただし、石垣島の港から新城島に渡りたいと思っても定期船がありませんので、島に上陸できるのは特別なこと。パナリ島に渡ることができるツアーがあるのでご紹介します!
 
 
パナリ島出身のガイドさんが案内する「パナリ島観光ツアー」は、ガイド付きで島内散策と、島が誇る美しい海をシュノーケリングするツアーで1日楽しめるので、とてもおすすめです。石垣島から、臨時でパナリ島(上地島)に寄港する西表島大原港行きの9:40発の定期船へ乗船し、島へ向かいます。
 
 
ツアー行程は、その日の潮の満ち引きをみて、例えば午前中は島内散策で午後からシュノーケリングをしたり、または午前と午後にポイントを変えながらシュノーケリングをしたりと臨機応変に案内してもらえます。また、パナリ島観光の場合は、集落内に一軒家の休憩施設を用意しているので、お昼の食事や休憩ができ、トイレやシャワーと更衣室も付いています。また、施設内で荷物を預かってもらえるので安心してツアーを楽しむ事ができます。
 
島の植物について説明をしてくれるガイドさん
 
現在パナリ島で暮らしているのはわずか10数名ほど。年に何度か行われる伝統祭祀の際には、島出身者が多く帰省しますが、普段はとても静かな集落です。島内には立ち入り禁止のエリアも何カ所かあるので、ちゃんとした島内散策をガイド付きで行えるのは、パナリ島出身者だからこそできること。
この島の歴史を振り返ると、琉球王府時代にジュゴン漁が特別に認められていました。ジュゴンは人魚にも例えられることから人魚伝説もあったりと、現在ではジュゴン漁は行われていませんが特別な島であり続けています。何より、ガイドさんも「昔ながらの沖縄の風景が残っている島」と語るように、古い珊瑚が積まれた石垣や、時間がゆったり流れているような集落の雰囲気、そして観光地化されていないことと“伝統をとても大事にする精神”も含めて、“沖縄の原風景”を垣間みることができます。
 
 
他にも散策では、史跡のタカニクやクイヌパナなど高台からの眺望を楽しんだり、島内の植物を鑑賞したり、新城島伝統のパナリ焼きのことなど、この島ならではの歴史や文化の話を聞くことができます。パナリ焼きは、八重山諸島の中でもこのパナリ島で19世紀中頃まで焼かれていたといわれる土器で、現在では作られていませんが、レプリカがパナリ島観光の休憩所に保存されているので、見学することができます。
 
 
まだまだ続く、パナリ島散策&シュノーケルツアー! この続きは、沖縄離島専門の観光情報サイト【リトハク】のWebサイトでご紹介しています。
こちらからご覧ください。 ⇒ http://ritohaku.okinawastory.jp/yaeyama/7361/
 
 
●ツアー申し込み先&問い合わせ先:
 
パナリ島観光
住所/沖縄県八重山郡竹富町字新城13
電話:090-4984-8800
 
※今回体験したツアーのコース詳細:
「おもいっきり新城島散策&シュノーケリングツアー1日コース」
料金:大人10,500円、子供8,500円(※幼児は一人の場合保険料500円)
   (船代・保険料・弁当・ドリンク付き)
   オプションでシュノーケリング三点セットは1,000円
 
 
沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ(KUWA) 
 
 
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目の前がビーチ!緑豊かな景観も楽しめる一軒貸しのモダン宿♪

ビーチは目の前!世界遺産もすぐそばに!くつろぎの一軒貸し宿「Kafuwa Nanjyo(かふーわなんじょう)」
 
沖縄本島の南部に位置する南城市(なんじょうし)。世界遺産の「斎場御嶽(せーふぁうたき)」をはじめ、眺めのいい「知念岬公園」や「ニライカナイ橋」、そのほか絶景カフェも豊富なこのエリアは、リゾートイメージが強い本島北部に比べ、どこかのんびりとした、ゆるやかな空気が流れています。
 
 
 
その南城市にある「Kafuwa Nanjyo」は、那覇空港から車で約45分の、まるごと一軒借しの宿。
 
2015年にオープンしたモダンな宿で、なんと「あざまサンサンビーチ」まで徒歩1分。いや30秒かも!という海好きにはたまらない立地。

Copyright © Kafuwa Nanjyo
 
白浜が広がり、遠くに久高島(くだかじま)も見えるビーチは、暑い時期は海水浴、冬の間はドッグランが開設される1年中楽しめる人気スポットです。
 
 
 
さて宿の中に入ると、ナチュラルモダンな居心地のいい空間が。ダブルベッドをくっつけた寝室スペースは、どーんと手足を広げても十分な大きさ。
 
 
 
その横には琉球畳を敷きつめた落ち着く和室があり、小さなお子さまがいても、安心してくつろげます。そして天井には、ごろんと横になりながら、星を眺められる天窓も。
 
 
 
ソファスペースは使い勝手のいいしつらい。
 
 
 
キッチンつきなので、自炊もできます。
 
 
 
窓の向こうに目を向ければ、昼寝が心地よさそうなハンモックと、裸足で歩きたくなる芝生。その奥には、濃密な山の緑が広がって、風に揺れる大自然を感じることができます。

 
洗面スペースも、窓から緑を眺めながら入れるお風呂も、すみずみまでが気持ちよくて。
 
一軒貸しなので、周りを気にすることなくゆったりでき、犬連れの宿泊もOK! ベビーカーやベビーチェアなどのグッズもそろい、洗濯機や乾燥機も設置。ライフジャケットやシュノーケルセットの無料の貸し出しもあります。
 
 
 
オーナーの中村さんは、宜野湾(ぎのわん)市と浦添(うらそえ)市でも一軒貸しの外国人住宅宿を運営。沖縄をとことん楽しんでほしいという気持ちから、宿泊者には沖縄旅行のプランニングの相談にまでのってくれます。
 
「南城市は自然も残り、沖縄らしさを感じられるスポットがたくさんあります。ぜひ宿泊しながらのんびり過ごして、新しい沖縄の魅力をみつけてください」と中村さん。
 
海の青と山の緑に囲まれた「Kafuwa Nanjyo」。沖縄にあるもうひとつの「わが家」という感覚で宿泊したい一軒宿です。
 
 
あざまサンサンビーチ
 
 
Kafuwa Nanjyo(かふーわなんじょう)
住所/沖縄県南城市知念安座真1126-1
電話/090-1947-0122
料金/2名利用時お一人様12,500円~ *プランによって変動あり
 
「かふーわ宜野湾」
 
 
沖縄CLIPフォトライター 小野暁子
 
 
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琉球王朝の時代から受け継がれてきた伝統菓子【謝花きっぱん店(那覇市)】

画像提供:謝花きっぱん店
 
開店前の朝早くにドアを開けると、あまーい香りお店の中に漂っていた。ちょうど、煮上がって清明鍋(しんめいなべ)から取り出されたばかりの冬瓜が蜂蜜のように黄金色に輝きながら並べられていた。
 
 
「ちょうどできたてがありますので召し上がってみますか?」
 
お言葉に甘えて口に入れると、できたての冬瓜漬は濃縮されたような味わいととれたてジューシーさが両立していて、ドライフルーツとフレッシュフルーツのいいところを兼ね備えたようなおいしさがした。
 
画像提供:謝花きっぱん店
 
「この味わいをなんとかお客さんにも味わってほしくて作ったのがこの商品なんですよ」と「冬瓜漬沖縄県産シークヮサー」と「冬瓜漬沖縄伊江島産ラム酒」(ともに¥350)を見せてくれた。何十年も継ぎ足しで使い続けている煮汁で冬瓜をじっくり煮たあとに、砂糖をまぶして仕上げるのが伝統的な冬瓜漬の製法で、こちらは砂糖をまぶす前のできたてのおいしさを味わってもらおうと新たに考え出された方法で作られている。
 
画像提供:謝花きっぱん店
 
画像提供:謝花きっぱん店
 
300年以上受け継がれてきた伝統を忠実に守る一方で、今という時代のエッセンスもできるだけ取り入れて、昔と変わらないやり方で、手間ひまを惜しまずじっくりとつくられている伝統菓子が冬瓜漬。
 
画像提供:謝花きっぱん店
 
そして、琉球王朝時代に中国や日本から沖縄にやってくる使者をもてなすために冬瓜漬と同じように供されていたのが「きっぱん」だ。このきっぱんは、熟成させたドライフルーツのような、あるいは、干し柿を長い間寝かせたような、時間を重ねることでゆっくり醸し出されるなんとも言えない味わいが印象的。やんばるで収穫される在来種に近い5種類の柑橘と砂糖という極めてシンプルな材料でこれほどのおいしさが作りだされると聞いて驚いた。
 
 
 
 
 
「火加減はもちろん、気温と湿度の違いで仕上がりが大きく変わるので手作業でしか作れないんですよ」と謝花さん。作り始めてからできあがるまで、どの工程も気を抜くことはできないけれど、なかでも難しいのは団子状に形を整えたあとの乾燥と砂糖を上塗りするときだという。上塗りの工程を見学させてもらったが、道具を使うことなく、てのひらだけで液状に解いた砂糖を手早く塗っていく様子は手技と呼ぶのにふさわしいものだった。
 
画像提供:謝花きっぱん店
 
「きっぱんも冬瓜漬も生ハムとチーズと相性がいいのよね。ハムとチーズの塩味をフルーツ感と甘さがやさしく包みこんでくれるから」
 
そう語る謝花さんは、おばあちゃんから父を経由してこの仕事を受け継いで7年目を迎える。大阪の大学で知り合ったイギリス人の男性と卒業後に結婚してロンドンに暮らし、メディアファイナンスの大手、ブルームバーグに勤務していた過去を持つ。その後家族で帰郷して家業を継ぐことに決めたという。
 
 
「親からはお店を継いでほしいと言われたことは一度もなかったけど、この店のお菓子が子どもの頃から好きだったし、きっぱんを作る店はもうここだけだったし」とかなりあっさりと過去を振り返りながらも、女手でがんばってきたおばあちゃんや、おばあちゃんの代わりに仕事を早期退職して中継ぎをしてくれたお父さんの姿が謝花さんを動かしたのだと、しばらくしてからぽつりと語ってくれた。
 
 
今では、お母さんなどと一緒にお店を切り盛りしているそうだが、おばあちゃんもお店の様子が気になるらしく、毎日お店に来ては商品の配置を直してくれるのだそう。
 
家族から家族へと時代を経ても受け継がれている沖縄の伝統の味。きっぱんと冬瓜漬はちょっと特別な違いのわかる人へのお土産に特におすすめしたい贅沢なお菓子だ。
 
 
 
謝花きっぱん店
住所/沖縄県那覇市松尾1-5-14
電話/098-867-3687
営業時間/9:30~18:00
定休日/日曜日
 
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
《沖縄の伝統に触れてみる》
 
 
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~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~

「おいしい!」ものにはわけがある。昔ながらの市場で味わうスペシャルティコーヒー。【COFFEE potohoto(那覇市)】

 
 
 
「ぽとっ」、「ほと」、「ぽとっ」、「ほと」・・・。朝起きて、目が覚めぬうちにコーヒーをドリップで淹れるときに、聞こえてくる心地よい音。最初はゆったり、やがて少しずつ早くなる軽やかなリズム。まどろみの世界から現実の世界へとゆるやかに引き戻してくれる魔法の音楽。その音をそのままお店の名前にしたという『COFFEE potohoto』は、那覇市のディープスポット、栄町市場にあり、沖縄でトップクラスのコーヒーを楽しめる店として親しまれている。
 
 
 
 
 
 
 
より良いものをつくり出そうと技を極め続ける職人とか、いくつかの条件の組み合わせから最適解を導き出そうとする研究者とか、真理を解き明かそうとする敬虔な求道者。そういった肩書きがしっくりきそうなのが、マスターの山田哲史(やまだてつじ)さん。パートナーの山田紗衣(さえ)さんや遠く離れた読谷(よみたん)村から通勤してくる安里成太(あさと・しげた)さんと一緒に、小さいけれど、沖縄のスペシャルティコーヒーの世界になくてはならないないこのお店を2006年から営んでいる。
 
 
 
 
 
 
今日、最初にいただいたのは「スペイン風アイスエスプレッソ」。和歌山のこだわりの農家が農薬を使わずに育てたレモンをスプーンで押しつぶすように果汁を絞り出し、コーヒーと合わせて飲むのだという。いままでにない初めての体験は、想像していた以上のものだった。
 
 
 
 
 
 
スペインのバレンシア地方の飲み方だというが、沖縄の長い夏にもぴったり。すっきりとした爽やかなレモンの風味が、エスプレッソで抽出したコーヒーと絡み合ってなんとも言えない味覚の世界を醸し出していた。
 
 
 
この店はアイスコーヒーを美味しく飲める店として、観光客にも人気があると聞いたことがあるが、コーヒーの芯にあるおいしさをアイスでいかに味わえるか、試行錯誤を続けている様子があらためてうかがえた気がする。
 

 
 
 
 「酸の質」「アフターテイスト」「バランス」がコーヒーのおいしさを決める要素だという山田さん。はじめはドリップで淹れていたというが、その後フレンチプレスの魅力を知り、最近ではエスプレッソにはまっているそうだ。一般的なカフェではオートマチック設定のエスプレッソが主流だが、potohotoでは、チンバリのマシーンを使ってマニュアルで淹れている。
 
 
 
 
 
 
スペシャルティコーヒーだからこその華やかさ、ほのかな甘み、なめらかでクリーミーな口当たり、そしてフルーツや草花、ハーブやカカオを思わせる香りなど、産地や生産者によってひとつずつ違う豆の個性。そういったコーヒーが持つ価値をわずか20秒程度の一瞬で引き出すには相当な技術が必要とされる。
 

 
 
 
 
「オートマチックは豆の持ち味を100点とすると60~70点くらいを引き出せるように設定してあるんですよ。でも、コーヒーは栽培方法、輸送方法、保存状態、天候、焙煎の仕方などいろんな条件が影響する繊細な飲み物。だから、最適な条件を見つけてそれをクリアできるかどうかで味わいが変わってくるんです。針の穴を通すように難しい作業ですけど、狙った穴にピタリとはまったときの感動はただものではない。『おいしさの芯』を上手に引き出せるのがエスプレッソなんです」と語る山田さん。
 

 
 
 
実際に味わってみると、今までの経験でできあがっていた「エスプレッソはどこで飲んでも変わらない」という固定観念が、一瞬にして崩れ去っていった。この驚きはpotohotoで初めてフレンチプレスで淹れたコーヒーを飲んだ時に覚えた感動を凌ぐもの。けれども味覚は人によって異なるわけだし、どんなコーヒーを飲んだらいいかは人ぞれぞれ。といことで、オススメのコーヒーを幾つか聞いてみることにした。
 
 
 
 
 
 
コーヒーがどちらかといえば苦手で普段は飲まないという人には、浅煎りのスペシャルティコーヒーの華やいだ魅力をゆっくりじっくり引き出してくれるフレンチプレス。コーヒーをほぼ毎日飲んでいるという人には、口当たりの良いクリーミーさが普段飲んでいるコーヒーとは明らかに違う印象を与えてくれるカプチーノ。そして、自称、コーヒー通の方には、豆の状態と焙煎と抽出方法がぴったり重なった時に出会う感動がプロにも「コーヒーをやっていてよかった」と思わせるほどの強烈なパンチ力を持つエスプレッソ。山田さんがぜひ飲んでみてほしいと推薦してくれたのは3つのコーヒーたちだった。
 

 
 
 
そうそう、こだわりのコーヒーと一緒に味わってほしいのが、こちらのクリームサンドクロワッサン。和歌山のレモンを砂糖漬けにしたレモンピールと、クロワッサンの切れ目に塗ったレモンシロップがホイップクリームのほんのりした甘さを引き立てている。デザート的なパンは季節に応じて入れ替わるので、その時々のおいしさを楽んでみるのもいいかもしれない。
 
 
 
「いいものはそれにふさわしい価値が見出されるべきだし、相応の対価が支払われるべきだ」が持論の山田さんは、いいものをみんなで支えていける社会にゆっくりでもいいから近づけたいと願っているそうだ。
 

 
 
 
 
「コーヒーをカルチャーに」をキーフレーズに、コーヒーを楽しむことをライフスタイルの一つのあり方として考えてもらえたらと、いくつかの取り組みを始めてもいる。その一つが この秋開催される『okinawa COFFEE festival』。県内のコーヒーロースターやこだわりの食の店が集まるほか、『A FILM ABOUT COFFEE』の上映、ワークショップやセミナーなど、いろいろな角度からコーヒーや食を味わい、ライフスタイルを考えるユニークなイベントに積極的に関わっている。沖縄にお立ち寄りの際はぜひ、訪ねてみてはいかがだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
COFFEE potofoto  
 
住所/沖縄県那覇市安里388-1栄町市場内
 
電話/098-886-3095
 
営業時間/10:00~18:00(月~木) 10:00~19:00(金・土)
 
定休日/日曜日
 
Webサイト/http://www.potohoto.jp
 
 
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
 
 
 
《那覇市内にあるおすすめの珈琲屋》
 
 
 
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ルーフトップで開放感抜群のシーフードレストラン「EL FARO」

国際通りと牧志(まきし)駅の入り口のすぐ側のビルのエレベーターを最上階まで上がると、目の前に突然海外のビーチサイドテラスのような、開放感溢れる空間が広がる。さっきまでの都会の喧騒が嘘かのように。
 
 
「EL FARO」は2016年4月にオープンした、那覇のパラダイス通りにあるメキシカンレストラン「Borrachos」の姉妹店だ。スペイン、イタリア、南米など世界各国のシーフードが洗練された空間の中で楽しめる。テラス部分は白いウッドデッキにパラソル、ビーチチェアと、まるで海が目の前にあるかのようなリラックスした空間だが、店内に入ると海外の感度の高い都市のバーのような、木、鉄、レンガをあしらったインダストリアルなインテリアが最高にカッコイイ。外は友だちとビアガーデンの様にワイワイ楽しめるカジュアルな空間だが、店内は大人がゆっくり料理やお酒を楽しめるエレガントな空間になっている。
 
 
「EL FARO」とはスペイン語で「灯台」の意味。サンセットタイムに夕日が照らす那覇の町並みを一望しながら飲むお酒はまた格別だ。
 
 
インテリアだけでなく、県産の魚介類を豊富に使用したシーフード料理もかなり本格的。海老、カニ、あさり、イカ、タコなどの様々なシーフードをミックスし、ケイジャンスパイスかレモンアンドペッパーをまぶす豪快な盛付けのシーフードペスカトーレは本場さながらの味付けで、殻までペロリと食べれるソフトシェル。
 
 
県産マグロのカルパッチョはとてもフレッシュでさっぱりなのにエスニックな味わい。
 
 
豊富なレギュラーメニューの他にも日替わりのおすすめメニューが常に10品ほどあるので、何度来ても楽しめる。野菜は福岡県の糸島市から週に1~2度直送してもらっている。
 
 
お酒もシャンパンやワイン、ウィスキー、カクテル、自家製のサングリア、泡盛などかなり豊富。瓶ビールだけでも10種類あり、アンカースチームなどなかなか他店で置いていないブランドもあった。南米生まれのマテ茶のカクテルやソフトドリンクがあるのも面白い。
 
 
店内にはバースペースもあるので、遅い時間になるとお酒とおつまみだけを目当てにふらりと一人で来るお客さんも多いとか。フレンドリーなスタッフとの会話も楽しんでいたら、ついつい長居をしてしまいそう。
 
 
お店は瀬戸口さんと土山さんの共同経営。もともと県内のイタリアンのお店で働いていた土山さんが「Borrachos」にお客さんとして来店して瀬戸口さんと意気投合し、何か面白いことを一緒にやりたいね、と話していたのが形になったのだとか。
 
 
パーティや結婚式の二次会などでの貸切も可能。今後はハロウィーンパーティやカウントダウンパーティなど定期的にイベントも行う予定だ。2016年10月23日にはコロナ主催のDJを呼んだイベントもあるので、タイミングをあわせて開放感のある都会のオアシスに遊びに行ってみては?
 
 
 
EL FARO
住所/沖縄県那覇市安里1-1-60太永ビル6F
電話番号/098-868-4770
営業時間/17:00~26:00(LO25:30)
定休日/水曜日
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sandy 
 
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